サンケイ新聞に『風流深川唄』の記事掲載

1月24日付けサンケイ新聞東京版朝刊に『風流深川唄』の記事が掲載されました。
内容は、お芝居の紹介と、演出の大場正昭さん、主演の波乃久里子さん、風間さんへのインタビューです。

大場さん「新派の代表作です。もって生まれた感性のある役者、うまい役者でないとできない芝居です。川口の台本は“現代劇”です。今読んでも違和感はありません。自然と涙が出てきます」

風間さん「亡くなった母が新派が大好きで、いつかお前もね、といわれていました。死んだ母にみせたかった」
「個人の幸せばかり求める風潮になっていますが、人は大きなかせの中でもがいているから美しいんです。『風流…』の愛情の形が美しい。若い人に見てもらいたい」
「(波乃さんは)芝居観や姿勢が信用できる人です。観客となれあうことのない潔さがある。四つに組んでやってみたい、と思いました」

波乃さん「新橋演舞場での『風のなごり』で三味線のけいこをずっとしている風間さんを見て、芝居の好きな人なんだな、と思いました。新派の世界は簡単そうで、難しいんです。風間さんはそこにいるだけで長蔵になっていますから」

お二人の写真に「『冬ソナ』ではありませんが、二人の純愛をやります」というキャプションがついていたようです。