俳優も高座で競う〜「語りの芸」に魅せられて

3月10日付日経新聞夕刊に「俳優も高座で競う」というタイトルの記事が掲載されました。

人気者・林家こぶ平が今月、祖父の名跡「9代目・林家正蔵」を襲名するなど落語界がにぎわっている。その傍らで、落語好きが高じて高座に上がる実力派俳優が目立つ。
「語りの芸である落語に学ぶことは多い」と口を揃える俳優たち。噺に魅せられた彼らの思いを探った。

という書き出しで、風間さん、峰岸徹さん、矢崎滋さんの落語への取り組みを紹介。
風間さんは、「ネタは数本しかないが、『居残り佐平次』は何度もやりたい噺。手本は古今亭志ん朝さん。そこに自分なりの工夫をして。噺の中にお客さんをどれだけ引き込めるか、芝居にも共通するところ」と語っています。
記事は5月に明治座で「火焔太鼓」を上演することにも触れ、「江戸前の芝居と、ギャグ連発の落語を聞かせてくれるはず」と、書いてありました。
鮮やかな緑の羽織を着た風間さんの高座姿の写真あり。